パンのおいしい冷凍保存
2021年05月6日(木)
パンの小麦粉に含まれるデンプンは加熱によりα化した状態ですが、冷蔵庫などで冷やすことで徐々にβ化して固くなってしまいます。冷やごはんと一緒ですね。
0℃以下になるとデンプンは劣化しにくくなり、-18℃で止まります。
固くなったパンはもうダメというわけではなくて、β化したデンプンは再び加熱することでα化しますので、トースターなどで焼けばまたおいしく食べられます。
しかしすぐ食べない場合に、より劣化をおさえておいしくパンを保存したいなら、冷蔵保存より低温の冷凍保存の方がいいようです。ふわふわのおいしい状態のパンを、冷やさずそのまま冷凍するのがベストです。
乾いてしまったり匂いがついてしまうことを避けるために、きちんと密閉できるナイロンポリ袋に入れて保存します。
パンをおいしいまま保存できるかどうかは「空気を遮断する」ことだけできていればOK。
まずカットした食パンを、重ならないように並べて1時間くらい冷凍庫で冷やします。
重ねてもつぶれたりくっついたりしない固さになっていることを確認したら、ナイロンポリ袋に詰めてヒートシーラーでしっかり熱融着し、冷凍庫へ。
食べるときは、凍ったままトースターで5分前後焼きます。
自然解凍して焼かずに食べてもいいです。
バゲットなら霧吹きをしてからトースターへ。
焦げやすいものはアルミホイルに包んで焼くといいでしょう。
厚みのあるパンの場合は電子レンジで解凍してからトースターで焼いた方がいいです。具入りのパンは冷凍には向きません。
パンの種類にもよりますが、1ヶ月はおいしくいただけます。
ちなみにアルミホイルに包むというのは私は採用していません。
冷凍時間に違いはさほどないと思いますし、ホイルに通気性がなくても隙間から乾燥し、匂いがついてしまいます。ラップも同じです。
